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妄想小説公開場

レズ、レズバトル、キャットファイト、巨乳対決に関する小説、または雑記を記します。感想等お待ちしています。

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双子です。
なんか書いてる自分もビジュアルがあった方が分り易いんで作りました。
似たような顔や身体の同族嫌悪的なものに萌えるので、自分で小説書いてて混乱してきます。。。

《ある双子の非日常》

のぞみ、かなえ「「お母さん、お父さん、いってらっしゃーい」」

よく似た声がハモりながら両親を見送る。両親も笑顔で応えると、外に出て、玄関のドアがバタンとしまった。

のぞみ「今から一週間、2人だけだね。かなえ。」
かなえ「そうだね。誰にも邪魔されず、のぞみのこと好き放題できる。」

 広い玄関先で、向かい合う少女が2人。睨み合ってるような、蔑み合っているような、挑発しあっているような、何とも言えない表情でお互いを見ている。互いに本当にそっくりだと感じる。平均的な身長も、括れたウエストも、魅力的で服の上からでもハリが分かる胸も。

のぞみ「私を好き放題できる?逆でしょ。私がかなえを好きにするんだから。」

 双子として生まれてから、明確な優劣がついたことなど殆ど記憶になかった。だからこそ、自らの分身のように愛おしく、またお互いに負けまいと強く意識しあってきた。何か一つの分野でも自分が怠ければ、そのまま相手に全て存在価値を飲み込まれてしまう気さえしていた。愛と憎しみは表裏一体というが、かなえとのぞみは存在すらも表裏一体であった。

かなえ「本当に素直じゃないね。この夏休みの1周間の間。お父さんもお母さんも旅行に行ってるんだよ。今までみたいに、中途半端で終わらせない。のぞみを徹底的に愛してあげる。」

のぞみ「今まで遠慮してたのは、かなえだけじゃないんだよ?やっと思い知らせてあげられるんだから。」

かなえ「私だって、この時を何年も待ってたんだから・・・。」


 2人が初めて身体を重ねあったのは小学6年のときだった。保健体育の授業があったその休み時間に2人でトイレに入り、手で性器を触れ合った。相手が感じるとき、何とも言えぬ優越感があった。小テストで勝ったときとも、かけっこで勝ったときとも、比較にならない征服感。同時に、相手が自分を感じさせたとき、同種の感情を抱いていることが手にとるように分かった。上気する表情で睨み合ったあの瞬間を今でも鮮明に覚えている。
 そのまま、2人は保健室に向かった。保健体育の授業の後で2人して顔を真赤にしていたものだから、保健室の先生が「まったく双子でしょうがないわね」なんて、微笑んでいた。先生が席を外してから、2人は同じベッドに入った。お互いに何も言わず、まるで焦るように服を脱いで一糸まとわぬ姿になった。今思えば、本当に熱に浮かされていたのかもしれない。2人は狂ったように身体をすり合わせ、相乗効果を見せるように激しく動いた。まだ知識も経験も浅い幼い2人は、ただもう一人の自分に遅れをとりたくない一身で動き続け、そしてついに・・・2人は初めての絶頂を知った。
 その日の夜、今までは仲良く抱き合って寝ていた2人が、初めてベッドで背中合わせで寝ることになった。保健室での出来事を思い出し、相手に気付かれぬように自慰に及びながら。そして、相手が背中越しに同じことをしていることに気づいていながら。
 その後に2人が中学、高校と上がってからも、2人は何度も身体を重ねあったが、相手を打ち負かそうと本気で本能で動いたのは、その時だけしかなかった。それ以外のセックスは、家族にこそこそ隠れて行うただ単純な自慰行為に過ぎなかった。普通と違ったのは、もう一人自分がいて、少し刺激的だったというだけだ。


 そして今日・・・

のぞみ「やっと、あの時の続きが出来るんだね。」

 両親が長い旅行に行くと知ったその時から、お互いに何も言わなかったが、こうなると感じていた。だから、ただ静かに何も言わず、刀を研ぐように自分の女を高めてきた。そしてもう爆発寸前だった。

かなえ「そうだね・・・。長かった。もうあれから4年も経ってる。」

2人は今16才であった。性を知りイチ女として、立派すぎるほどに成長していた。

・・・・無言でただ艶めかしく視線を交わす時間が続いた。そいてついに・・・

「「んむぁっ!」」

 かなえはのぞみを、のぞみはかなえを、お互いの唇からまるで全てを呑み込もうとするような、激しい接吻を行った。